その子供用品、リコール対象ではないですか?
リコールというと、まず自動車や電化製品などをイメージする人も多いと思います。
しかし・・・子供のいる家庭は要注意です!
身近なおもちゃや子供用品にも、毎年のようにリコール商品が発表されています。
子供の事故を防ぐために、改めて子供用品を見直してみませんか?
身近に溢れるリコール商品
普段意識していないとあまり気にすることのないリコール商品。
リコールの内容も消費者が気を付けていれば防げるであろうちょっとしたものから、
リコールとして知らせてもらわなければわかりようのないものまで実に様々です。
その数、ベビー・子供用品だけでも年間数件~多い年は10件以上も。
1年間だけでこの数です。
子供用品は新品しか買わない、お下がりももらわない、という方ならお子様が使っている期間だけが対象になるのでリコールに当たる確率は低くなります。
しかし中古品やもらい物などを普段多く使っている場合、物によっては10年以上前の商品もたくさんあるかもしれません。
その分リコールの対象になっている可能性はグッと高くなります。
ところでリコール商品てどうやって調べるの?
下記のサイトで子供用品のリコール商品が確認できます。
参考サイト: ・経済産業省 製品安全ガイド (乳幼児用品) ・リコール情報サイト Recall Plus (該当商品を検索) |
今まで気にしたことが無い方は一度目を通してみましょう。
けっこう使っている商品が含まれているかも・・・。
もしリコール対象商品だとしたら、メーカーの窓口に連絡すればすぐに対応してもらえます。
対応方法はリコールの内容により異なります。
危険を防ぐための部品を送ってくれたり、商品そのものを一旦送って安全な部品に交換してくれたり、希望小売価格で返金をしてくれたり・・・。
「そのうち時間のあるに・・」と言わず、出来るだけ早く確認してみましょう!
後悔先に立たずですよ^^
ユーザー登録ができるものはしておく
車や自転車のチャイルドシート、ベビーカーなどは、新品で購入した時ユーザー登録の用紙が入っていたりします。
けっこうそのままにしてしまう方が多いと思いますが、面倒がらずに是非登録しておきましょう。
もしその商品にリコールが出た場合、個別に通知してくれます。
ユーザー登録していないと、余程大きな事故でニュースになるようなリコールでない限り、なかなか気づかないかもしれません。
そのまま使い続けて万一・・・となったらコワいですよね・・・
世の中に完全な商品はない
リコール商品の内容を見ると不安に襲われます。
チャイルドシートなどは、事故になってしまったらただでさえ危険なのに・・・リコールによっては死亡するような重大事故に直結してしまうのですから・・・。
ですが、ちょっと考えてみてください。
普段の生活で当たり前になってしまっていますが、私たちは毎日便利な物に囲まれて、そのおかげで快適な生活を送ることができています。
もし子供の事故やリコールを完全に防ごうと思えば、生活用品を一切使わない、何もない空間で子供を育てるということになってしまいます。
それは無理ですよね? というかありえません。
すみません、極端すぎました。
結局私たちは今使っている様々な物があるからこそ、今の快適な生活を送ることができているのです。
その中で事故に遭わないようにするには、子供との生活で使うものに対して、
間違えた使い方をしない、知らなかった(無関心・調べようとしない)
ということを出来るだけ無くすようにするしかありません。
では防げる事故を可能なかぎり防ぐには・・・。
そして中古品やお下がりも上手に利用しつつ、万一の事故を防ぐにはどのようなことをどの程度気をつけたらいいのでしょうか?
子供の安全を守るのは・・・世話をする大人です
リコール商品でなくても、大人のちょっとした不注意で乳幼児の事故は起こります。
その事故が起こる要因は、場合によっては身近にいる大人の意識が大きく左右することもあります。
とは言え、まれにまったく予測できない前代未聞の事故もあるでしょう。
どんなに気を付けていても事故に遭ってしまうときは遭ってしまうものですから・・・。
全て完全に防ぐことはどうしたって不可能です。
そんな思いもよらなかった危険に出くわしたときは、何らかの形で同じ環境にいる子育て世代に伝えておくことです。
周りの人にできるだけ危険な目に遭った出来事を話しておき、ツイッターやラインなどのSNSで拡散しましょう。
けれど下記の点を気を付けているだけで、ほとんどの事故は防げます。
1.日頃から世話をする大人は子供の事故、危険性について学んでおく。(意識するだけでも違います)
2.部屋の中に危ないものがないか常に気を配る。(できるだけ片付けておく)
3.定期的にネットのリコール情報サイトで該当商品がないかチェックしておく。
結局リコール商品と気づくのも事故を防ぐのも、周りの大人の意識次第です。
子供を育てている以上、多少の危険とは常に隣り合わせです。
過去のリコールの事例を知っておくだけでも、かなり危機感は変わってくると思います。
かと言って考えすぎるときりがない・・神経質になりすぎない
危険なことを想像していると、次々と「こんな場合もあるかもしれない」、「こんなこともあるかもしれない」とキリがなくなってしまいます。
ベビー用品を買うたびに素材や危険度ばかり考えてしまって、買いたいものも疑って見るようになってしまうようでは、疲れてしまいます。
日頃からお子さんの行動をよく観察して、時々リコールや子供の事故に関しては、意識する程度でも十分です。
また、危うくヒヤッとしたときは、ネットで検索してみると同じような状況で危ない目に遭いそうになった事例を目にすることが出来ます。
それに関連する他の商品に対する予防策も見つかるかもしれません。
また、その時の出来事を家族やママ友など周りの人にも伝えて、情報を共有しておくといいでしょう。
自分が体験したヒヤッ!が他の人の予防策にもなりますし・・・ね!(^^)!。
by yosshi