チャイルドシート―家で出来る汚れ落としとカバーのお洗濯方法

リサイクルショップによってはチャイルドシートは見える部分のみ簡単にお手入れして販売しているショップもあるようです。

当店(サンタ)では可能な限りメンテナンスをした上で販売しています。

時々チャイルドシートのカバーは洗えるんですか?と聞かれる時がありますが、

もちろん洗えます!

ご家庭でも、簡単とは言えませんが、時間さえあれば全てのチャイルドシートのカバーは洗えます。

お手入に使うもので特別なものは必要ありません。
どの家庭にもあるもの、もしくは市販されているもので十分きれいになりますよ。

 

汗っかきの赤ちゃんが座るシートは、思っている以上に汚れがたまっています。

一見きれいそうに見えるシートもカバーを外すと・・・髪の毛などが内側にびっしり、なんてこともよくあるんです。

ましてや飲み食いしていれば、食べこぼしや飲みこぼしの汚れがどんどん隙間にたまることに・・・。

湿度の高い時期はカバーに着いたその汚れからカビが繁殖します。

 

使用して夏場は半年~、冬を挟んでも1年以上経過していれば、時期を見てお手入することをおすすめします。

また、いただきものなどで汚れが気になる時も、自分でお手入してみましょう!

 

※ここでは予想される状況を想定して、複数台のチャイルドシートの画像を使用しています。

 

 

チャイルドシートをお手入れする時期

チャイルドシートの汚れ具合によっては、時間も手間もかかる場合があります。

半日位時間のある日を見計らって、湿気の多くなる夏前のお手入がベスト。

汚れた状態のまま湿度の多い時期を迎えると、カビもダニも急速に繁殖してしまいますので・・・。

 

おすすめは湿度の上がる夏になる前、5月初旬頃までの乾燥した晴れた日の午前中から取り掛かるのがもっとも適していると思います。

 

 

チャイルドシートの汚れの種類と、使う洗剤

チャイルドシートの汚れは主に5つ。

・ほこり、汗、よだれ
(通常の使用でもこの汚れは避けられません。一見わかりにくい汚れですが、どのチャイルドシートにも必ずある汚れです)

・食べこぼしのシミ
(さほど長期間でなければ比較的落としやすい汚れです。湿気を帯びるとシミの部分からカビが繁殖しやすいので早めに落としましょう)

・本体に付く静電気汚れ
(環境にもよりますが、長期間経つと置いておくだけで付いてしまう静電気による汚れ。軽い汚れなら水拭きだけで落ちますが、時間が経ちすぎると激落ちなどのメラニンスポンジでないと落とせなくなります)

・土、砂汚れ
(1歳以降、外遊びするようになると悩まされる汚れです。泥汚れは時間が経つと非常に落としにくくなります)

・カビ
(黒い点々や、濃い色のカバーに白く浮き出た汚れはカビです。肩ベルト(ハーネス)に付いた黒いカビはカビ落とし剤で時間をかけなければなかなか落ちません)

 

 

お手入に使う道具

チャイルドシートのお手入に使う道具

 

 

 

 

 

 

 

・雑巾、ボロ切れ(そのまま捨てられるもの)

・古歯ブラシ(必須です、大活躍)

・掃除機(食べこぼしや髪の毛は掃除機で吸い取った方が早い!先の細い付け替え用ノズルもあると良い)

・竹串など先の細い棒(掃除機でも届かないところは、棒を使ってかき出しながら吸い取ります)

・市販の衣類用洗濯洗剤

・シミ落とし、部分洗い用の洗剤(当店では『洗剤革命』という業務用洗剤で下処理してから洗っていますが、市販の洗濯洗剤のみでも原液で使えばでもかなりのシミは落とせます。

 

その他、汚れに応じて必要なもの↓
チャイルドシートのお手入に使う道具

 

 

 

 

 

・メラニンスポンジ(水拭きで落ちない本体の黒ずみ、汚れに効果大)

・カビキラー(カビが生えてしまったらこれしかありません)

・毛玉取り(洗濯すると毛玉ができやすい素材のカバーもあります)

・ピンセット(メッシュ素材のシートは、小さなゴミが中に入り込んでしまい、洗っても取れないことがあります。又は隙間に落ちたお菓子のかたまりなどを取る時に便利 )

・コロコロ(画像に入れ忘れましたがカバー下のスポンジについた髪の毛や、洗濯後に付いた洗濯クズはコロコロで一気に取れます。)

・毛抜き(長期間使用されたシートは、赤ちゃんのやわらかい髪の毛がカバーを突き抜けてその下のウレタンスポンジに深く刺さってしまうことがあります。スポンジに入り込んだ毛は、ただ手で抜くだけでは切れてしまい上手く抜けません。)

・除菌スプレー(臭いが気になる時は日光消毒にプラスして除菌)

 

 

 

1.チャイルドシートのカバーをはずす

1-①
カバーを外す前に! 必ず画像を撮っておきましょう。

簡単なように見えますが、カバーを付ける時に向きや取付け場所など、意外とわからなくなってしまい時間がかかります。それに取説のカバー脱着の画像はわかりにくいことが多いです。画像を撮っておくと取り付け時断然わかり易い!

カバーを外す前にチャイルドシートの画像を撮る

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

1-②
ハーネスを外す
どのチャイルドシートも、まずハーネス(ベルト)を外さなければカバーが外せないようになっています。
ほとんどのものは本体の背面で金具につながっているので、まずはそれを外します。
金具の隙間からハーネスを引き抜くだけで簡単に外せます。

チャイルドシートのハーネスを外す

 

 

 

 

 

 

 

 

※繋がれている金具が下に入り込んで見えない場合、座席の股部分にある「ハーネス長さ調節レバー」を押すか引くかしながら、後ろのハーネスを引っ張り上げると金具が出てきます。

ハーネス調節レバー

 

 

 

 

 

 

 

1-③
カバーの取り外し
ベルトを穴から抜き取り、カバー周りに引っかかっているフックを外してカバーが取ります。

↓本体だけになりました。
細々したハーネスカバーも無くさないようにしておきましょう。

チャイルドシートのカバーを外しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.カバーを洗う

2-①
部分洗い
特定の箇所にシミがある時は、先に落としておきます。

当店では『洗剤革命』という粉の洗剤を薄めてスプレーしていますが、市販の洗濯洗剤でしたら、原液をつけて歯ブラシでこすります。

この時点で落ちなければ、半日ほど洗剤をつけたままにすれば、ほとんどの汚れは落とせます。

※ちなみにチャイルドシートのカバーは洗剤によって色落ちすることはまずありません。(色々な種類をお手入れしていますがカビキラーでも色落ちしたことがありません。でも心配な場合は一応目立たない部分で試すのがおすすめです)
洗濯洗剤なら濃い色のカバーでも原液をかけて大丈夫です。

 

 

2-②
洗濯機で洗う
シミが落とせたら、洗濯ネットに入れて、洗濯機で普通に洗います。

※取説やカバーの選択表示には『手洗い』と記載がありますが、洗濯機の普通コースで洗っても何ら問題ありません。

 

2-③
干す
日光に当てて、しっかり乾かしましょう。

チャイルドシートのカバーを干す

 

 

 

 

 

 

 

 

3.本体のお手入れ

3-①
本体のゴミを取る

まず、ウレタンスポンジを本体から外します。

接着剤でしっかりくっついてしまっている場合はそのままお手入れします。

掃除機の先端を外し、あれば先の細いノズルに付け替え、ゴミ、食べこぼし、髪の毛を吸い取ります。
この時、ハーネスの出ている溝や隙間は、竹串など先の細いものでかき出しながら吸い取るとキレイになります。

チャイルドシート本体のゴミを吸い取る

 

 

 

 

 

 

 

 

3-②
ウレタンスポンジのお手入れ

チャイルドシート スポンジの汚れ

 

 

 

 

 

 

 

 

髪の毛が付いている場合はコロコロで取るか、毛抜きで取り除きましょう。

スポンジの汚れですが、↑このチャイルドシートのウレタンスポンジでしたら洗剤をつけて水洗いができます。(本体に接着剤でしっかり付いて外せない場合は水拭きだけにします)

↑画像のスポンジはかなり汚れている例です(^^;)
洗剤を付けて頑張って洗いましたが、半分くらいしか落ちませんでした・・。

チャイルドシートによってはスポンジが薄く、洗うとボロボロになってしまいそうなものもありますので、その場合は付着したゴミと表面の汚れを落とし、あとは除菌スプレーをして日光消毒するだけでもかなりすっきりします。

 

3-③
本体の汚れを取る

バックルの隙間汚れを落とす

普段使っていると気が付きませんが、よく見ると、隙間には食べこぼしの跡や手垢がいっぱい・・・。意外と見落としがちな汚れている箇所です。

食べこぼしのベタベタ汚れは、水で濡らした歯ブラシで隙間をこすり、拭き取ります。

 

本体の黒ずみ汚れ

手垢や静電気による黒ずみ汚れは、激落ちなどのメラニンスポンジで簡単に落とせます。

本体を横向きにしたり、ひっくり返すと普段気づかない汚れがけっこう付着しています。

 

リクライニング下の隙間汚れ

本体の座面の下、リクライニングの周辺は特にほこりがたまりやすい所。

リクライニングを倒したり起こしたりして、濡れた布で拭き取ります。

手の入らない狭い部分は、竹串のとがっていない方に濡れた布を巻きつけてゴシゴシ。

 

ハーネスベルトの汚れを取る

チャイルドシートによってはハーネスが本体から取り外せるものもあります。

外せれば部分洗いをしてからカバーと一緒に洗濯機で洗えます。

しかしほとんどのチャイルドシートは外せないので、そのままお手入することになります。

まずハーネスの下にボロ切れを敷き、濃いめの洗剤をつけて歯ブラシでこすります。

根気よくこすってみて、落ち切れないようでしたら、しばらく洗剤をつけたままにして様子を見ます。

チャイルドシート ハーネスベルトの汚れ落とし

 

 

 

 

 

 

 

 

ハーネスに付いたカビ汚れの場合

ハーネスベルトについた黒い点々はカビ汚れです。こうなるとカビ落とし剤でなければ落ちません。

カビキラーを吹きかけ歯ブラシで軽くなじませてから時間をおいて様子を見ます。

 

ハーネスのすすぎ

汚れを落とした後の洗剤をすすぐ時は、屋外のホースなどで洗える環境があれば、多少本体に水がかかってしまっても、直接水ですすいだ方が簡単です。

外での水洗いが難しい場合は、洗面器などに水を張り、その中にハーネスを浸して、何度が水を替えてすすぎます。

ただ、これだとハーネスの出ている根元の部分がすすげないので、その部分だけ濡らした布でよく拭き取ってください。

 

 

4.カバーを取り付ける

本体もカバーもすべて乾いたら、カバーを元通りに取り付けます。

その前に、毛玉や洗濯でほつれかかった糸などは、この時点でお手入しておきましょう。
(本体に取付けてからだと、狭い箇所の毛玉などは取れにくくなってしまいます)

 

予め撮った画像を参考にしながら、本体の大きいカバーから取り付けていきましょう。

チャイルドシートによってはハーネスカバーの左右や上下が決まっている場合があるので、注意します。

 

ハーネスを通す穴の位置に注意!

ハーネスを本体に通す穴が3~4か所ありますが、ちゃんとお子様の肩の位置にあっていますか?
いつのまにか成長していて合わない位置のまま使用していませんか?
せっかくなのでこれを機に確認しておきましょう。

 

 

こんなときは・・・

取付けてみて、なんか変、間違えているかもしれないと思ったら、ほとんどのチャイルドシートは取説をネットでダウンロードできます。

いただき物などは、前に使っていた人が間違えた取付け方をしている場合もありますので、ネットでメーカー+機種名+説明書のキーワードで検索してみましょう。

取説もダウンロードできない場合、カバーの位置や大まかな外観の確認でしたら、商品名を検索し、画像だけでもかなりの部分は確認できます。

 

 

チャイルドシートをお手入するとキレイになる以外にもメリットがある!

いかがでしょうか?

チャイルドシート一台お手入するだけで結構な工程がありますが、お手入前とは見違えるようにきれいになるものです。

 

取りかかる前は『本当にこの汚れが落ちるのだろうか・・・』と面倒に感じますが、全て仕上がった時は想像以上の達成感が!?

 

お手入しながらよく見ると、普段気にも留めないチャイルドシートの構造や機能に、改めて気づく部分も多くあります。

本体側面の説明書きのシールをよく読んでみると、意外に間違えた使い方をしていることに気が付いたり・・・なんてことも。

(買取で持ち込まれるチャイルドシートの約半数はハーネス付け方が違っていたりなど、正しくない状態で使用されていたであろうと思われるチャイルドシートをよく見かけます)

お手入れをすることにより、車への取付け方も意識するようになり、安全性も高まります。

 

プロに頼まなくても、家庭で十分お手入れできるチャイルドシート。

半日お時間を作って、是非チャレンジしてみてください^^

 

 

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